ユーザー車検

ユーザー自身が車検を受検することを、ユーザー車検と言います。

 インターネットで予約を行えば、全国どこの運輸支局でもユーザー車検を受けることが可能です。

運輸支局での検査の流れや、注意点などを掲載しています。

掲載内容は地域によって若干違いのある場合がございますので、ユーザー車検を受ける前に予め、受検予定の運輸支局にご確認下さい。

検査窓口の受付時間

午前8:45~11:45、

午後1:00~3:45

運輸支局の業務時間 午前9:00~12:00、午後1:00~4:00

運輸支局の休日 土日祝、及び12月29日~1月3日

予備検査場

運輸支局の近辺には、予備検査場があるところがあります。

予備検査場は、車検項目と同じ内容の検査を行ってくれる民間の検査場(有料)です。

予備検査場で予め、サイドスリップ検査・調整、各ブレーキ・スピードメーター検査、ライトの光軸検査・調整、排気ガス検査・調整を行ってもらうこともできます。

 利用料金は、1,500円~3,500円ぐらいが一般的です。

 

継続検査申請書

運輸支局の窓口で、用紙をもらい、記入します。

自動車検査票 自動車重量税納付書 継続検査申請書

入手した用紙に記入見本をご覧頂きながらご記入下さい。

 

自動車重量税納付書

 

自動車重量税・検査手数料の支払い(印紙・証紙の購入)

運輸支局場内の印紙・証紙販売窓口で、自動車重量税額分と検査手数料分の印紙・証紙を購入します。 購入した印紙・証紙をそれぞれの書類に貼り付けます。(自動車重量税印紙は自動車重量税納付書、検査手数料印紙・証紙は自動車検査票) 自動車重量税額や検査手数料額については車検費用を計算 自賠責保険の継続加入手続き 新たに車検を取ると車検有効期間が延長されますが、同時に自賠責保険の保険期間も延長しなければなりません。保険期間は必ず、延長された車検有効期間より1日でも多く加入する必要があります。

「自動車重量税納付書、自動車検査表、継続検査申請書」が60円、「自動車重量税印紙代」が37,800円、「自動車検査登録印紙代」が1,800円です。軽自動車の場合は、6600円を支払い印紙を購入。

軽自動車検査票

自賠責保険の手続き

 自賠責保険の継続加入の手続きは、運輸支局近辺の代書屋さんや、車検場で手続きができます。自賠責保険の更新は、車検証と現在加入中の自動車損害賠償責任保険証明書が必要です。

 

 自動車損害賠償責任保険証明書の詳細は自動車損害賠償責任保険証明書 納税確認 自動車税納税証明書(継続検査用)を自動車税事務所などの納税確認窓口に提示します。


 

 車検の受付 運輸支局内のユーザー車検受付窓口に書類一式を提示します。また、ユーザー車検予約を行った際に発行された番号(予約番号)を窓口の職員へ伝えます。 書類に不備があった場合は、こちらで指摘を受けますので修正して下さい。 

車検の見学

自分で車検を受ける場合は、まず、見学をしてみましょう。


車検を受ける

検査コース 自動車に乗り、検査コースで受検を行います。 

検査官に検査書類を渡し、ボンネットを開けます。

車体番号のチェックを行い、その後ヘッドライト、ストップライト、ハザード、ウインカー、ホーン等の検査。

その後、

排ガス検査を行います。


サイドスリップの検査、スピードメーターを見ながら40km/hを維持してスピードメーターの検査。あとにブレーキ。 駐車ブレーキ、ロー、ハイのヘッドライト検査を行います。

下回り検査を行い、それぞれの検査において検査証に記録が行われます。検査時間は約15分程度。

 検査が合格であれば、書類一式を車検証交付窓口へ提出します。 窓口で新しい車検証とステッカー(検査標章)の交付を受け、ユーザー車検終了となります。

 検査に合格しなかった場合は、不適合箇所の整備を行った後に再検査を受けます。 2週間以内であれば、不適合箇所に関わる検査項目のみの受検です。その場合、予め不適合の指摘を受けた検査日に申請を行い、限定自動車検査証の交付を受けておく必要があります。 限定自動車検査証とは、保安基準に適合していない箇所が記載された書類です。交付してもらうことにより、2週間以内に再検査を受ける場合は、不適合箇所に関わる検査項目のみの受検で済みます。限定自動車検査証の交付は無料となっていますが、後日、再検査を受ける際の検査手数料に1,300円かかります。